かるちゃあ・よもやま日記

音楽・漫画・アニメ・映画・ART・ゲーム・その他についてつれづれ~に語ります。現在20代前半。

CLAMP「カードキャプターさくら」

  カードキャプターさくら。今でも幼稚園生の時に見ていたのを覚えている。

 

 絵本を買ったり、グッズを持ってたりもした。おジャ魔女とかセーラームーンも好きだったから、タイプが違うとはいえ、このようなジャンルが好きだったのだろう。

いや、さくらちゃんが単純に可愛いからか…。

 

 とはいっても普通の4歳児。ケロちゃんが真の姿になった時は、普通に怖くてビビってた。

 

 そんなカードキャプターさくらの原作がふと気になり、中学生の時に全巻買ってみたのだ。

 

 そう、幼い時に感じていたイメージと少々異なった部分があったのだ。

なんか神秘的…みたいな印象とかは外れていなかったが。

 

 まずは後にボーイフレンドになる小狼の存在だ。話が自分の中で途中で途切れていたのか、さくらの想い人が雪兎さんで止まっていたのだ。しかも後半はさくらちゃんというよりも、小狼の片思いをむず痒い気持ちになりながら見守るという構図になっているのだ。(照れる小狼はかわいい)

 

 主人公カップルに留まらず、他にも魅力的なキャラクターたちの気持ちの相関図がこれまた面白いのだ。僕みたいな凡人が作者だったら、普通~に知世は桃矢に片思いさせてしまうのだが、そこはCLAMP様、その気持ちはさくらちゃんへ異常なほど向かっているのだ。(実際初期に、そのようなミスリードを誘うセリフがある。)

 

 あとは山崎君・千春ちゃんカップル。特に山崎君はアニメにてその魅力がが存分に発揮されているが、本当にませたガキお子様たちである。終盤である12巻にて千春ちゃんがさくらちゃんへと、大好きな人に「ごめんなさい」と謝ることと、「いいよ」と許す寛容さについて説くシーンがある。若いカップルともなれば、中々気持ちを素直に表現することが難しい人もいるはずだ。(大人だって素直に謝ったり許したりすることが難しくなってしまう恋仲はある)

 

 このエピソードが収録されている12巻は勿論、全体として、本当に大切な事をハッと思い出させてくれる優しい世界にで満ちているのだ。

 本当の意味で「悪人」のいないこの作品に、「箱庭的」印象を持つ人もいるかもしれないが、アニメや劇場版で補完できる範囲だと個人的には思う。(悪を作らずにストーリー漫画を成り立たせるのは凄いことだと個人的には思う)

 

 そんなカードキャプターさくら、新章も絶賛連載中である。(原作が一区切りついた際は是非アニメ、クリアカード編二期も見たいです。)

 

 中学生の時はカードキャプターさくら好きなんて周りに誰もいなかったけど、

大学生ぐらいになると、新章が始まったこともあってか、結構カードキャプターさくら好きが多いことに気づくのであった。

 クリアカード編が一区切りついたらまた続きを書こうかなと思います。(数年後になるかも…笑)

 

 

カードキャプターさくら(1) (KCデラックス なかよし)

カードキャプターさくら(1) (KCデラックス なかよし)

 

 

 

カードキャプターさくら 全12巻 完結セット (KCデラックス)

カードキャプターさくら 全12巻 完結セット (KCデラックス)